観葉植物の土にキノコが生える。
よくあることらしいですが、ぎょっとしますよね。
私も部屋で観葉植物を育てているのですが、
5月に植え替えをしてから、突然キノコが頻繁に生えるようになりました。
抜いても抜いても生え続けるキノコと戦うこと約2ヶ月…
ついにキノコが生えなくなりました!

「放置しても大丈夫?」
「効果的な対策はあるの?」
そんな疑問を解決できます。
観葉植物の土にキノコが生える原因は?
いつもと同じメーカーの土を使っていても、
植え替え等のタイミングで突然キノコが生えてくることがあります。
植物の種と違ってキノコの胞子は目に見えないため、
「なんで生えてきたの!?」とショックを受けてしまいますが、
主な原因は以下の通りです。
①購入した土にキノコの胞子が入っている
腐葉土が含まれている観葉植物用の土には、胞子が混ざっていることがあります。
②植え替えの際に胞子が土に入る
キノコの胞子は空中を漂っているため、
植え替えをする際に、飛んできた胞子が土に付着することがあります。
キノコの胞子は目に見えないほど小さいため、
胞子を避けながら植え替えをする、というのは無理そうです。。
③梅雨はキノコが育ちやすい
キノコは、酵母やカビを同じく菌類に分けられます。
そのため、湿度が高い場所や、日当たりの悪い場所を好みます。
胞子が入り込んだ土を、ジメジメした状態にしておくと、
発芽してキノコになるそうです。
私の場合、5月に植え替えをしたので、
その後やってきた梅雨の影響で、胞子が発芽してしまったのでしょう。。
観葉植物のキノコは放置しても良いか?
「キノコが生えているなんて絶対嫌!」と思う人もいれば(例えば私)、
「面白い!キノコも育ててみよう!」という人も(例えば娘)。
キノコは、観葉植物にとっては無害ですが、小さな子ども等がいる家では要注意です。
放置しても、植物の成長に悪影響は無い
キノコが生えていても、観葉植物に悪影響を与えることは一般的には無いそうです。
実際、うちの観葉植物(エバーフレッシュ)も、
キノコが何本生えようと元気そうでした。
キノコはいずれ枯れるので、
キノコとの生活が嫌でなければ、放置しておいても大丈夫です。
小さな子どもやペットがいる家庭は要注意
観葉植物から生えてきたキノコを食べるのは、もちろんNG。
小さな子どもやペットがいる家庭では、
誤ってキノコを口にしないよう、キノコの放置はやめましょう。
観葉植物のキノコに効果があった対策は?
実際に私が検討したり試した「キノコ対策」を紹介します。
①キノコが生えるたび抜く→キリがなく断念
1つ目は、シンプルに「生えるたび抜く」という方法です。
園芸用品屋の店員さんにもこの方法を勧められ、
キノコに直接触れないよう、毎回ティッシュで包んで取り除いていました。
しかし…
抜いても抜いても毎日のように生えてくるキノコ。
成長も早いため、たった1日放置しただけで
1→6本にキノコが増えたことも…。


あまりにしつこく生えてくるキノコにうんざりしてしまい、
「きのこの山」も食べたくない程、キノコ嫌いになってしまいました。
②表面の土を捨てる→意味無し
「表面の土を捨てれば、キノコは減るのでは?」と思い、
キノコと一緒に結構な量の土も捨ててみました。
これは全く意味が無かったようです。
全然キノコ生えてきます。
③土を干して乾かす→大変そうで断念
ネットで見かけたキノコ対策は、
「観葉植物を土から一旦取り出して、土を天日干しで乾かす」というもの。
キノコは乾燥に弱いので、土をしっかり乾かせば、
たしかにキノコは絶滅するかもしれません。
ただ、
・土を干している間に観葉植物が弱ってしまうのでは?
・土を干している間に、新たなキノコの胞子が混入するのでは?
・うちの場合、観葉植物も鉢も結構大きいので、土を干すのは大変!
と考え、この方法は採用できませんでした。
④園芸用の殺菌剤を使う→あっさり解決!
キノコは菌類。ならば植物用の殺菌剤を使えば良いのでは?
ということで、こちらの「殺虫殺菌剤」を買いました。
キノコを取り除いた土に、満遍なくしっかり噴射。
殺菌剤を撒いてから2週間が経ちますが、
キノコは1本も生えてきません。
梅雨が開けたからキノコが生えなくなっただけか!?とも考えましたが、
直前までキノコが毎日のように生えてきたのに、
殺菌剤を撒いた途端、見かけなくなったので、
うちのキノコには、効果があったのではないかと思います。
コバエのような虫にも困っていたのですが、虫の数も激減。
キノコにも虫にも効果を発揮してくれて、一石二鳥な商品でした。
後日談
キノコの悩みから解放されて喜んでいたある日、
娘が「ママ、キノコ生えてる!」と。。
ショックを受けながら、鉢植えを見てみると…


久々にぎょっとしました。
↑土に撒くタイプも便利そう。